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どんな時に鍼灸にいく?頭、目や顔の症状に

「鍼灸」を受けることで症状が改善するものは、とても多岐に渡ります。
しかしまだ「鍼灸」に通った経験がないかたは、どんな症状のときに通えば改善していくのかよく分からないものでしょう。
実は頭痛や目の疲れなどのトラブル、さらには顔に関する悩みも「鍼灸」で改善できるものなのです。
ここではこれらの症状と「鍼灸」での改善について解説していきます。

頭痛

よく「私は頭痛もちで…」なんて言う人がいらっしゃいますが、やはり人によっては頻繁に「原因がよく分からない頭痛」を起こしている場合があるようです。
実はこういった「頭痛」の根本改善にも「鍼灸」がとても効果的なのです。
ではなぜ「頭痛」の改善に「鍼灸」が効果を発揮するのでしょうか?
「頭痛」が起こるのにはやはり「血行不良」が否定できないものですので、その改善には「鍼灸」がとても大きな効果を発揮します。
患者の状態を見て、その人に合った「ツボ」を刺激していくことで、体内の血流の滞りを正していきます。
さらには「鍼灸」には絶大な「鎮痛効果」もあるため、正常な血行と鎮痛を同時に得ることができるのです。

目の疲れ

「目の疲れ・眼精疲労」の原因は、目の使いすぎやドライアイ、緑内障などの疾患、ストレスや肩こりなどさまざまなものがあります。
これらを総合して「鍼灸」ではその人に合ったやり方で「ツボ」を刺激し、神経や筋肉に働きかけていきます。
一般的に多いのは、「首や肩のこり」を取る方法で血液循環を改善し、首より上に滞留した老廃物を除去。
さらには自律神経の中の「副交感神経」を優位にさせることで効果を高めていくのです。

顔面神経痛

「顔面神経痛」というものは正しくは「顔面神経麻痺」といわれており、その中でもウイルス性のものは「鍼灸」の治療が役立ちます。
「顔面神経麻痺」とはウイルスが原因で起こる神経炎のことで、神経が腫れてしまうものです。
神経が腫れ、骨で圧迫を受けることによって神経線維が破壊されて起こる麻痺です。
「鍼」を適切に処置していくことで、顔の筋肉の動きが改善され、さまざまな細かい動きができるようになってくるのです。
医療機関でもなかなか改善が難しい症状なのですが、薬に頼らずに回復できるとても有効な治療といえます。

このように血流を整えていくことや鎮痛効果を発揮し、症状を改善できるのが「鍼灸治療」なのです。