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どんな時に鍼灸にいく?頭、目や顔の症状に

「鍼灸」にかかると効果的に治療できるものに首や肩のこり、腕や背中などに起こる痛み、しびれなどがあります。
こういった症状になぜ「鍼灸治療が効果的」なのでしょうか?
ここでは首や肩のこりや背中や腕などの痛みの治療について解説していきます。

首、肩のこり

「鍼灸」の考え方からの場合、首や肩のこりはその周辺の痛みを取ればいいという風には考えません。
体全体の状態を状態を確認し、その症状にあった「ツボ」を的確に治療していきます。
一般的には首周辺の「ツボ」に「鍼」を施す、マッサージ治療を行うなど。
適宜合った治療を施すことで、硬くなった筋肉を弛緩させ、老廃物の滞留を改善し、血流を正常化していきます。

腕のしびれ

腕が痛くなったりしびれたりする症状は、そこを司っている神経系統に不具合がおきていることから出ているものですので、適宜適切な「ツボ」を刺激していくことで、乳酸の滞留を解消して流していきます。
「鍼灸」では「鎮痛効果」と免疫機能の向上が行えますので、痛みやしびれなどの症状を速やかに緩和していくことができるのです。
今原因となっている滞留を改善することとともに、痛みを止めていく効果もあるのですね。

背中の痛み

背中に痛みがでる原因は頚椎などの影響であるとか、疲労がたまっていること、内臓がなんらか原因になっている場合、ストレスが関わっている場合などさまざまです。
背中に出る痛みは首や肩などと連動していることが多く、背中の筋肉が疲労を起こして凝り固まり、老廃物がたまる、血行不良になる、といったことから痛みの症状が出ます。
ですので症状に応じた「ツボ」に鍼灸を施し、こりの改善と血行促進を行います。
ストレスが要因となっている場合には「自律神経に働きかけるツボ」を「鍼」で治療すると効果的に改善できるのです。

それぞれの場所が影響して症状が出ている

首や肩、腕、背中などに痛みやしびれなど症状がでるのは、単にその部分にだけ原因があるものではありません。
「鍼灸」の考え方では、これらのパーツすべての経路の状態を確認し、体全体の巡りがどんな状態なのか?ということを考えます。
その部分の痛みをとればいい、という単純なことではなく、体全体を整えることで根本治療を目指すものなのです。
そういった意味では気になる症状以外の悩みも、同時に改善されることもあるかもしれませんね。