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どんな時に鍼灸にいく?足や腰の症状に

「鍼灸」ときけば、通うひとが一番多いのでは、という症状はやはり腰の痛みや足、ひざなどの不具合ではないでしょうか。
昨今高齢化が進んでいることもあり、腰や足に悩みを抱えている人がさらに増えていますので、そういった症状には「鍼灸」がとても効果的。
ここでは腰や足の症状と「鍼灸」の治療について解説していきます。

「腰の痛み」の治療とは?

腰の痛みといってもさまざまな症状があるものですので、すべての症状の場合に「鍼灸の治療」が適しているのかというと、そうではありません。
簡単に「鍼灸」で治療を行うと効果的な「腰の痛み」を判断するには、このようになります。

  • 日常生活に支障が出て動けなくなるほどの腰の痛み ⇒ 整形外科へ
  • 日常生活は送れるが、作業が辛い腰の痛み     ⇒ 鍼灸院へ

動けなくなるほどの痛みの場合、なんらかの疾患が潜んでいることも考えられるため、整形外科を受診すべきです。
しかし日常の動作を行っていて痛みが辛い、といった場合には、薬に頼らない鍼灸治療が効果的なのです。 さらに「鍼灸」が効果的な症状は以下のようなものです。

  • 同じ姿勢を取ったときに痛みがでる。
  • 季節の変わり目に痛くなる。
  • 動作の初動で痛みがでる。
  • スポーツなどをしているときに痛む。

こういった場合は「鍼灸」で適宜「ツボ」に「鍼」や「灸」を施していくことで、体全体の巡りを改善し、痛みを抑える効果が期待できます。
痛みを抑えるだけでなく、巡りを改善することで、薬に一切頼らずに徐々に症状をなくしていくことが期待できるのです。

「足の症状」の治療

「ひざの痛み」「ふくらはぎのだるさ」などさまざまな足の症状にも「鍼灸治療」が効果を発揮します。 「鍼灸」で治療を行うとよい足の症状は以下のようなものがあります。

  • ひざを曲げたときに内側に痛みがでる。
  • 歩くとき、走るときにひざの内側が痛くなる。
  • ひざの内側に痛みがあることで歩けない、歩きづらい。

これらの症状の要因は、周囲の筋肉や腱が硬くなったり、靭帯の不具合で出ていることが多いもの。
このように「ひざの内側」に痛みが出る症状にひざの周りやひざの上などの「ツボ」を刺激することで硬くなった部分を緩め、症状を改善していきます。

足の症状もその原因がその他さまざまなものが重なっている場合もありますので、的確に判断し、ひとりひとりに合った方法で治療していきます。