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鍼灸の治療鍼灸に通うぺースは?

なんらかの症状の改善のために「鍼灸」に通うようになると、気になるのは通うペースはどの位にすればいいのか?ということではないでしょうか?
通院するペースはその人の症状などによって一概には言えないものですが、おおよそペースを知っておくほうが、これからかように当たって予定が組みやすいものです。
ここでは「鍼灸」に通う期間、ペースなどについて解説していきます。

肩こりの場合

肩こりの症状に悩む人の原因は、首や肩を中心に「血行不良」を起こしていることです。
ですので、まず最初に辛い肩こりを緩和するためには、数日に1回など間隔を詰めて通うほうが効果的です。
それによってできるだけ早く「からだの巡りを改善」してしまうことができ、「鎮痛作用」とともに巡りが改善されます。
症状が落ち着いてきたら、1週間~2週間に1回など、ペースを落とすと良いでしょう。
症状にもよりますが、1ヶ月~3ヶ月も通うとかなり体質改善がはかれます。

ぎっくり腰の場合

ぎっくり腰のいうものは、からだのめぐりが悪くなった状態に加え、腰の部分に必要以上の負荷が急激にかかったことで発症するもの。
とにかくその痛みは激しいため、当初は動くこともできない、といった状態になることもあります。
ぎっくり腰の場合は、通院できるような状態になった段階からできる限り早期から、可能なら毎日通院すると、かなり改善が早くなるようです。
やはり腰をはじめ、からだの巡りに滞りを起こしていることが根本原因となっているため、これをできる限り早く取り除くことが重要です。
その後は間隔を開けて通うようにしていけばよいので、最初は極力一気に改善をはかるようにします。
こちらも1ヶ月から3ヶ月程度が目安となります。

自律神経の改善の場合

自律神経の乱れによるからだの不調の場合は、急性というより「体質改善」をはかるという目的で治療を行います。
ですので通うペースとしては、最初の2回程度は週に2回といった感じで、以降は週に1回、2週間に1回といった自分のペースで通う方が多いようです。
期間については自律神経の乱れの場合、日常生活における習慣も影響するものですので、その部分を補えない場合は半年、1年と通わなくてはならない方もいるようです。
自律神経の乱れは不安定な生活習慣が大きく影響していますので、「鍼灸」と「生活習慣改善」が通う期間の短縮につながります。