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鍼灸の治療未病対策としての治療

「鍼灸」に通うのは、何も肩こりや腰痛など、痛みを伴う症状の人ばかりではありません。
中にはとても健康的に見えるのに、定期的に「鍼灸」に通っている、といった人もいらっしゃいます。
これはその人の「健康意識」が高く、病気になる前に、「健康な状態をキープするため」すなわち「未病対策」で通っているもの。
ここでは「未病対策」としての「鍼灸治療」について解説していきます。

「未病(みびょう)」とは?

「未病」とは一体どういった状態なのでしょうか?
「未病」とは「未(いま)だ病(やまい)ならざる」ということで、まだ今は病気ではないけれど、何となく体調が怪しい…といった状態を指しているものです。

「鍼灸」は「未病」を改善する優れた効果がある。

「鍼灸」を受けるとどういった効果があるか、というと、「免疫機能向上」であるとか「新陳代謝が上がる」ことなどが挙げられます。
さらに「鍼灸」によってα波(心地良い脳波の状態)があわられることも確認されています。
現代社会はどうしても過労になったり、ストレスを感じやすいことが多いもの。
そんな状態を続けたままにしていると、だんだん「未病」の状態に陥ってしまいがちなのですが、そこを「鍼灸」によって健康な状態に引き上げることができるのです。

コリをほぐす、リラックスすることが健康維持につながる。

「鍼灸」とは、筋肉のコリをほぐすことや、血行の促進、鎮痛効果、自律神経の乱れの改善、さらには美容にも良い効果があるという、さまざまなメリットのある治療です。
定期的に通っている方のお話を伺うと、風邪を引きにくいだとか、なんだか他の同世代の人より元気で若々しい、といった傾向にあります。
定期的に「鍼灸」を受けていると、ちょっとした疲労やコリも改善できますし、ゆったりとリラックスすることで心も軽くなるもの。
健康維持にとてもプラスに作用してくれるものなのです。

薬に頼らない、自分本来の健康を維持できる治療。

昨今では「健康ブーム」ともいえるほど、健康になるものならなんでも試してみたい、という方も多くなっています。
しかしサプリなどに頼っても、生活習慣のどこかに問題があったり、体質的に偏りが出ていると、一箇所だけ頑張っても意味がありません。
「鍼灸」を受けると、からだ全体の巡りを改善するため自然治癒力が高まり、自分のからだが自らの力で健康になることができるものなのです。
未病対策での「鍼灸」、始めてみませんか。